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TABLE TALK

新事業

独自の戦略で明日に
挑戦し続けるIKK

IKKはどのような特徴を持つ会社で、いかなる考え方のもとに事業を行い、今後どんな方向へ進もうとしているのでしょうか。現在さまざまな分野でビジネスを推し進める3名の幹部社員に話を聞いてみました。

Profile

アイ・ケイ・ケイホールディングス(株)取締役
兼 Ambihone(株)代表取締役社長
2007年入社

アイ・ケイ・ケイホールディングス(株)
新規事業開発室 室長
1999年入社

アイ・ケイ・ケイホールディングス(株)
デジタルマーケティング推進部 部長
2023年入社

Talk Session 1.

IKKの「魅力」
について

皆さんはそれぞれ異なる入社年次とキャリアを経て、会社の幹部社員としてIKKをよりよく導いていくための活動を続けておられます。今あらためて、IKKの魅力はどんなところにあると考えていますか。

中嶋

IKKは設立以来今日まで、ブライダル事業をはじめ介護事業や食品事業、フォト事業、海外進出と様々な分野に挑戦をし、”成長”を創り続けている会社です。当社で働く社員には自分の力を試すさまざまなフィールドがあり、自らの成長を切り拓いていくチャンスがあるといえます。

津田

成長のために挑戦者として行動する人を応援する企業文化も根づいていますよね。「人の可能性は無限大」という考え方のもと、実力主義で年齢・経験・キャリアを問わずに抜擢人事を行っているのも大きいと思います。

中嶋

ええ。私自身も高校卒業後、鳶職を経て、アルバイトからIKKに入社しました。そうした風土を考慮すると、やりたいことにチャレンジしたり、自分の夢を叶えたい人にとって最適な場である点が一つの魅力だと思います。

津田

私が思うのは、何事に対しても会社のバランス感覚が富んでいることがIKKの魅力です。例えば、大きな事業を行う場所やタイミングを的確に判断するバランスのよさ。またそれを任せる社員の熱意や力量を見極めた上で、任命した以上はすべてを委ねてくれるようなバランスの取り方。特に新規出店の多様な交渉事に臨む私にとっては、「ビジネスはIKKとお客さま、協力会社などとの関係性が常にフィフティフィフティであるべき」という創業者の考え方は業務遂行の上で大いに役立っており、それも当社に継承されている見事なバランス感覚だと思います。

中原

なるほど。中途入社してからまだ日が浅い私は今、とにかく社員皆が努力家であることに驚いています。前職で経験した環境に比較すると、IKKで働いている人はそれぞれの担当業務の周りをしっかりと見渡し、自分以外の仕事にも積極的に関わっていこうとする気概にあふれた人ばかり。その様子や雰囲気はとても魅力的で、IKKは実に情報共有や横連携に優れた、全員で支え合う体制になっている会社だと感じます。

Talk Session 2.

IKKの「今」
について

少子化が進む国内において、ブライダル業界の現状やその中でのIKKの戦略についてお聞かせいただけますか。

津田

少子化で若い人が減っているため、ウェディングマーケットも縮小傾向にあることは否定できません。しかし、その中で生き残るために新規出店を続け、各所で労働集約型の高効率かつ高品質なサービスを提供して利益を伸ばそうとしているのが現在のIKKのブライダル戦略です。IKKがこれまでローカルエリアへの出店を主体に事業を進めてきたのは、結婚式に参列する人の数が大都市に比べて格段に多く、社員一人当たりの労働生産性が圧倒的に高いことが理由の一つに挙げられます。近年はそうして培ったノウハウを土台に東京や大阪にも出店し、都会の特徴も活かせる新規事業を融合させてウェディング領域のビジネス拡大を図ろうとしています。

競合他社に打ち勝ち、業界ナンバーワンを目指す上ではどのような点を重視されるお考えでしょうか。

中嶋

私たちが大事にしているのは、競合他社ではなく、目の前のお客さまであり、お客さまの笑顔と幸せのために今できるベストを尽くしています。それを追求してゆくことで結果として市場から支持を得ることができ、結果的に業界での地位向上につながると思っています。ある意味、IKKのライバルは昨日の自分たちであり、お客さまにとってのベストを尽くすための環境や組織の仕組みづくりが何よりも重要であると考えています。企業としてデジタルマーケティングへ注力しているのもその一つかなと。

中原

はい。ブライダルの世界では長らく大手の媒体やメディアの力が強く、マーケティングに関しては業界全体がそれらに依存する傾向にあったと思います。しかしデジタル技術の進化で万人のあらゆる情報のやり取りが可能になった昨今、IKKが独自のマーケティングに乗り出そうということで私が入社し、新たにデジタルマーケティング推進部が立ち上がりました。現在は自社が運営するサイトなどを有効活用して、集客を高度に効率化するような仕組みの構築を少しずつ進めている最中です。

津田

これまでのような顕在化している需要ではなく、潜在的なお客さまニーズを掘り起こしが可能になりますよね。さらに戦略の幅が広がることを期待しています。

Talk Session 3.

IKKの「これから」
について

最後に、皆さんが考える今後のIKKの事業展望についてお聞かせください。

中嶋

ブライダルの枠を超えた新たな事業を今後いくつも展開していきたいと考えています。アイケイケイは創業時からのベンチャー気質を今も大切に残し続けていますから、時流とお客さまのニーズを掛け合わせた新ビジネスにどんどん挑戦していきます、それを創ってゆくのが私たちとこれから入社される若い人たちだと思っています。

津田

ブライダル事業については海外展開がこれから一層楽しみになると私は考えます。すでにインドネシアには出店していますし、その近隣には日本式のサービスを取り入れたウェディングが成功する可能性の高い親日国がまだまだありますから。そのような国々とIKKのビジネスパイプを太くできれば、結婚式に関連する労働力や余剰食材のやり取りなど、新ビジネスの可能性も無限に広がっていくように思います。

中原

個人的な想いを含めてお話ししますと、IKKをブライダル業界では当然のこと、それ以外の分野でもマーケティング領域で名の通る会社にしていきたいと考えています。例えば、集客や売上げの仕組みをつくるような仕事がしたい学生さんたちに、マーケティングのスキルを磨き一流のマーケターになるならIKKに就職することが一番、と思ってもらえるような。その目標に向かって、中嶋さんや津田さんと協力し合って全力で仕事に取り組んでいくつもりです。